みなさん、ファスティングという言葉を聞いたことがありますか？ 最近よく耳にするようになったファスティング。聞いたことはあるけど、よくわからない、やったことがない、興味がある、なんて人も多いのではないでしょうか。
今日は、ファスティングをするメリットや、やり方などについて紹介したいと思います。
16時間ファスティングは絶対やったほうがいい理由。
16時間ファスティングのメリット
まず、16時間ファスティングのメリットについてお話しします。このようなメリットがあります。
- 胃腸の休息時間をとることができる
- オートファジーが活性化される
- アンチエイジング効果が期待できる
16時間ファスティングを行い、胃腸を休ませると、最後の食事から10時間後に脂肪を分解してエネルギーになり、脂肪燃焼が始まり、12～16時間後に、細胞内の古くなったタンパク質が新しく作り変えられる「オートファジー」が起こります。それにより、新しい細胞に作り変えられるので、アンチエイジング効果も期待できるということです。
オートファジーについて
オートファジー (Autophagy) とは、飢餓状態になると細胞内にある不要な物質を分解する仕組みのことです。細胞内を正常な状態に保つために、細胞内でいらなくなった物質を分解し、分解された老廃物はリサイクルされ、生きるためのエネルギーとなります。
自分で自分の細胞を分解することからギリシャ語で「Auto：自ら」「Phagy：食べる」＝自食作用ともいわれています。
2016年にその研究がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。オートファジーは、生存に欠かせない仕組みであり、多くの病気、感染症の予防、免疫、老化抑制などに深く関わっていることが分かってきたため、今、健康分野で注目されています。
オートファジーが働く仕組みと役割
オートファジーの役割は大きく分けると３つあります。
- 細胞内の不要な物質を分解し、細胞内の恒常性を保つ
- 細胞内部を障害から守る
- 不要なたんぱく質をアミノ酸にリサイクルする
オートファジーは飢餓状態が12～16時間になると活性化する特徴があります。活性化することで、不要なたんぱく質などの物質をリサイクルしてくれます。リサイクルして栄養源を生み出す、生命維持の役割も担っているのです。
つまり、16時間ファスティングをすると、オートファジーが活性化され、老化を防いで、新しい細胞を増やすことができるということですね。
16時間ファスティングの方法
それでは、16時間ファスティングの方法を説明していきます。
16時間ファスティングは、1日のうち16時間断食をするというシンプルな方法です。一番取り入れやすい時間設定は、前日の夕飯は20時までに済ませ、翌日のランチを12時にするパターンです。
その間は、固形物を食べず、カロリーがあるものは控えて、胃腸を休めることがポイントです。
ドリンクは飲んでも大丈夫です。断食時間で摂取するものとして、酵素ドリンク、栄養ドリンク、青汁などがおすすめですよ。
※水分補給はしっかり行うこと、持病がある場合は事前に医師に相談するようにしましょう。
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いかがでしたでしょうか。
ファスティングの方法やメリットを知っていただけましたか？ファスティングをすることにより、体内の働きや仕組みも大きくかかわってきます。腸がきれいになれば体内もきれいになるということですね。ぜひ、ファスティングで腸美人を目指しましょう。
